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参加申込〆切り :

現地参加の場合  5月24日(金) オンライン参加の場合  6月3日(月)
参加費:無料

 

 

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「雷リスクシンポジウム」の開催について

 

 

 雷リスク調査研究委員会では,さまざまな分野の方々から雷害様相や雷害対策に対する取り組み,経験などについて報告して戴き,雷害対策の情報交換の場を作ることを目的として,2007 年から,「雷リスクシンポジウム」を開催してきました。このたび第 15 回目となる「2024 雷リスクシンポジウム」を開催することといたしましたのでご案内申し上げます。

   今回の雷リスクシンポジウムでは,「気象・雷観測データの分析と電力設備の雷被害様相」をテーマといたしました。気象・雷観測は電力設備の耐雷設計技術向上のために欠くことのできない要素であり,今日に至るまで,種々の観測結果による技術課題の解決により,当該技術の向上が図られてきました。基調講演では,電気通信大学の芳原容英教授より電波観測を用いた極端気象及び大電荷量雷リスクの監視と予測についてご講演いただきます。また,近年話題となっている洋上風力発電設備を対象とした風車発電システムの雷被害と雷サージ解析技術に関する中部大学の山本和男教授によるご講演や送電・変電・配電設備の事故や雷観測データの活用に関する講演を予定しております。なお,翌日午前中には当所横須賀地区の設備見学をオプションとして実施予定です。

   皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

<シンポジウム>

日 時 : 2024年6月4日(火)13:30-17:15

場 所 : 電力中央研究所横須賀地区新本館1階 大会議室,及びWebex(ハイブリッド形式)

参加定員: 現地100名(オンライン参加の上限はありません)

 

<設備見学>

日 時 : 2024年6月5日(水)09:30-11:30

見学設備: ①落雷位置標定システム LENTRA ②大容量電力短絡試験設備

③高電圧絶縁実験棟 ④長尺CVケーブル絶縁特性実験棟 ⑤配電需給協調実験棟

参加定員: 現地30名(シンポジウムへ現地参加の方のみ)

※開催方法,設備見学は変更となる場合があります。

 

プログラム

 

開会挨拶 五島 久司(雷リスク調査研究委員会 委員長)

基調講演

「電波観測を用いた極端気象及び大電荷量雷リスクの監視と予測」 芳原 容英(電気通信大学)

講演

1.「風車発電システムの雷被害とその対策」 山本 和男(中部大学)

2.「送電線雷事故率と落雷数の年度推移および設備保守における今後の展望」 山田 竜司(中部電力)

3.「変電所の雷事故統計に基づいた耐雷設計の現状分析と今後の課題」  松本 洋和(電力中央研究所)

4.「高圧配電線の雷被害実態と雷リスクマネジメント構築のための課題検討」 佐藤 智之(東北電力)

総合討論・総評

閉会挨拶 根本 孝七(電力中央研究所 GI研究本部長)

懇親会 電力中央研究所 厚生棟2階 食堂

 

タイムスケジュール

 

 

アクセス

電力中央研究所横須賀地区 〒240-0196 神奈川県横須賀市長坂2-6-1

 

 

※YCATと電力中央研究所を結ぶ高速バスは20243月より大幅に減便されています。

お越しになる際には逗子駅、逗子・葉山駅または横須賀駅、横須賀中央駅からの路線バスも併せてご検討ください。

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