第3回DER＆グリッドセミナー

「DER＆グリッドセミナー」の開催について

カーボンニュートラルの実現にはDERの積極活用が不可欠であり、当研究所におきましても、先行してDERのポテンシャル評価や適切な運用・制御方法の明確化等を進めてまいりました。しかしながら、DERの運用や課題については、当研究所や電気事業者のみならず、業界大で共有し今後の活動方針を見定める必要があることから、DER（分散型エネルギー資源）の活用とグリッドの最新技術に関するセミナーを開催してまいりました。

第3回目のセミナーでは、国内外の水素を巡る動向・国内水素製造の意義・水電解装置活用の意義、系統課題克服への水電解装置の寄与の可能性、国内水素製造、供給事業の成立性などについて講演します。また、パネルディスカッションでは、電力系統に水電解システムを接続し、活用していく上での技術的、政策的課題について議論を行います。

• 　　開催日：2025年4月17日(木)
• 　　会　場：3×3 Lab Future（さんさんラボ フューチャー）千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階（千代田線大手町駅直結）
• 　　テーマ：第3回「DSRとしての水電解装置の課題は何か？」
• 　　参加費：無料
• 　　定　員：対面参加50名、オンライン参加500名（質問への回答は対面参加者優先とさせていただきます）
• 　　主　催：一般財団法人電力中央研究所
• 　　協　力：一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会（エコッツェリア協会）

プログラム

■Keynote

■招待講演

• 「水電解技術開発ロードマップの概要」
• 国立研究開発法人新エネルギ－・産業技術総合開発機構(NEDO) 水素・アンモニア部 上席主幹 原 大周 氏
• 【講演内容】水電解技術について我が国が取り組むべき方向性を整理し、市場獲得に向けた各種電解技術の具体的な目標値と取り組みをロードマップとして取り纏めた結果について概要を解説する。

• 「グリーントランスフォーメーション（GX）に向けた熱利用の高度化　～水素化・電化～」
• 東京電力ホールディングス株式会社 技術統括室 プロデューサー 水素事業準備室長 （兼） 株式会社やまなしハイドロジェンカンパニー 取締役 矢田部 隆志氏
• 【講演内容】産業・運輸を中心に化石燃料の直接消費が最終エネルギー消費の約75%を占めており、これら需要の電化・水素化（やまなしハイドロジェンカンパニーでの実証含む）に向けた取組みについて概説する。

■講演