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研究内容のご紹介

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※締切9/11(水) 定員がございますのでお早めにお申し込みください。

 

質問は対面参加者を優先的に対応いたします。直接講師とコミュニケーションを取りながら、より深い理解を得るチャンスをぜひご利用ください。

 

お申し込み前に「ご参加にあたっての注意事項」をご一読ください。

「DER&グリッドセミナー」の開催について

 

カーボンニュートラルの実現にはDERの積極活用が不可欠であり、当研究所におきましても、先行してDERのポテンシャル評価や適切な運用・制御方法の明確化等を進めてまいりました。しかしながら、DERの運用や課題については、当研究所や電気事業者のみならず、業界大で共有し今後の活動方針を見定める必要があることから、DER(分散型エネルギー資源)の活用とグリッドの最新技術に関するセミナーを2回にわたり開催する運びとなりました。

 

第2回目のセミナーでは、VPP・アグリゲーションにおける運用課題や対策、DER活用のための市場制度改革、系統の慣性力不足への対応などについて講演します。また、DERリソースとなりうる蓄電池の利用可能性についても分かりやすく解説します。

 

  •   開催日:2024年9月18日(水)
  •   会 場:3×3 Lab Future(さんさんラボ フューチャー)千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階(千代田線大手町駅直結)
  •   テーマ:第2回「DER活用の課題を乗り越えるには?」
  •   参加費:無料
  •   定 員:対面参加50名、オンライン参加500名(質問への回答は対面参加者優先とさせていただきます
  •   主 催:一般財団法人電力中央研究所
  •   協 力:一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会

 

開催案内(PDFダウンロード)

 

 

 

プログラム

■基調講演


    • 基調講演①「(仮題)DER活用の課題、VPP・アグリゲーション運用時の課題」
      株式会社ネクステムズ 代表取締役社長 比嘉直人 氏
    • 【講演内容】地域に普及した第三者所有の可制御負荷(主に蓄エネ装置)の遠隔制御によるエリアアグリゲーション事業を主導する、株式会社ネクステムズの代表取締役 比嘉氏を講師に迎え、DER活用における課題、VPPやアグリゲーション運用時の制度的な課題や対策について講演いただきます。

 
 


  • 基調講演②「VPP・アグリゲーション運用時の課題」
    エナジープールジャパン株式会社 代表取締役社長 市村健 氏
  • 【講演内容】分散型エネルギー源(DER)・需要側リソース(DSR)の最適化で、ディマンドリスポンス活用による社会コスト低減やCO2排出量削減をめざす、エネルギーサービス・プロバイダーであるエナジープールジャパン株式会社の代表取締役社長 市村氏に、VPP・アグリゲーション運用時の課題について講演いただきます。

 

 

 

■研究紹介


  • 「需給調整力確保とレジリエンス向上に向けた系統用蓄電池の活用事例―米国加州におけるNEDO国際実証事例の紹介―」
    電力中央研究所 グリッドイノベーション研究本部 ENIC研究部門 上席研究員 大嶺英太郎
  • 【講演内容】再生可能エネルギーの導入拡大に伴う需給調整力の確保、および自然災害等に対するレジリエンス向上を目的として、配電系統に導入された系統用蓄電池を活用する動きが活発化しています。本講演では、蓄電池に期待される役割を紹介するとともに、講演者がNEDO在籍時に担当した米国加州におけるNEDO国際実証事業を例として、系統用蓄電池を需給調整力のリソースとしてCAISOのエネルギー市場およびアンシラリーサービス市場に参加し、また停電時に配電系統の一部の地域をマイクログリッドとして運用した事例を紹介します。

 

 

 


  • 「国外事業者のVPPリソース確保のための工夫・対策」
    電力中央研究所 グリッドイノベーション研究本部 ENIC研究部門 研究推進マネージャー 坂東茂
  • 【講演内容】国外のVPP事業者がリソースを確保するためのスカウティングの事例を紹介いたします。また、市場が設定する制約条件と、リソースを保有する企業の生産活動に影響が出ないことのバランスを取るための対策事例なども合わせて紹介いたします。

 
 

  • 「系統の慣性力不足への対応と地産地消型地域グリッド、無効電力の価値」
  • 電力中央研究所 グリッドイノベーション研究本部 ENIC研究部門長 上村敏
  • 【講演内容】本講演では、今後のDER活用を期待しており、現在、実証評価などが行われている三つの適用分野について紹介いたします。一つ目は、再生可能エネルギー電源、蓄電装置などのインバータ型電源が増加し、従来の回転型電源の減少によって生じる「慣性力不足」への対応です。二つ目は、近年発生している地震や大型台風などによる大災害時の対策やエネルギーに自給自足を目指して期待されている「地産地消型地域グリッド(マイクログリッド)」、三つ目は、蓄電装置などの「無効電力」の活用です。これらは、今後どのような形でビジネス化されるかは未知数ですが、動向を注目しておきたい分野であることを概説いたします。

 

 
 

■パネルディスカッション

  • テーマ「DER活用は今後どうすべきか?
  • パネラー:比嘉直人氏(ネクステムズ)、市村健氏(エナジープールジャパン)、太田豊氏(eVooster)、上村敏、坂東茂(以上、電中研)
  • モデレータ:堤富士雄(電中研)

 
 
 

■開催スケジュール


※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
 
 
 

■懇親会(名刺交換会)のご案内

 

  •   セミナー終了後、名刺交換会を兼ねて懇親会を開催いたします(自由参加)。懇親会の参加者の方へは別途ご案内します。
  •   会 場:3×3 Lab Future
  •   参加費:会費制

 
 
 

■アクセス

3×3 Lab Future 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
 

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