- 分野
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- 再生可能エネルギー分野
- 電力流通分野
- 研究目的
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国際標準に基づく発変電所システムとそのサイバーセキュリティの仕様統一と合理化
再生可能エネルギーの主力電源化
将来多数の再生可能エネルギー電源が,一部公衆回線も用いて一般送配電事業者等のシステムに接続されていくことが想定されます。そこでサイバーセキュリティを確保したうえで,合理的かつ簡便な方法で異なる事業者間・システムを相互連携する方法について研究しています。写真の設備①で示す「再エネと蓄電池を伴うM-Gセットをはじめとする系統安定化対策機器の計測制御系とその通信先(給電制御所および変電所)を模擬する設備」*1と写真の設備②に示す「国際標準IEC 61850に基づく発電所や変電所の保護,監視・計測,制御システムの検証設備」から構成されます。
*1 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託業務(JPNP22003)で構築,検証に用いている設備です。