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吸気機器降灰影響評価試験設備

  • エネルギートランスフォーメーション(EX)研究本部

ガスタービンコンバインドサイクル発電プラントやディーゼル発電機などの非常用発電機では、燃焼用に大量の空気を吸引するため、火山噴火による降灰現象中に火山灰粒子を一緒に吸引する恐れがあります。火山灰粒子を吸引すると、発電機の吸気口に設置された吸気フィルタが目詰まりを起こしたり、発電機の構成部品である圧縮機翼などが損傷して発電機が停止したりする可能性があります。

一方で、火山灰の粒子はPM2.5などの空気中の粒子状物質よりも大きく重いため、沈降速度が速くなります。そのため、吸気流れに沿って吸気口から吸い込まれず、地面や床に落下する粒子もあります。吸気設備に吸引される火山灰粒子の運動や吸気フィルタへの火山灰粒子の影響を正確に評価するため、本試験設備では、降灰環境吸気試験装置と粉塵除去性能評価試験装置の2つの装置があります。

分野
  • 原子力発電分野
  • 火力発電分野
研究目的
吸気機器が吸引する火山灰の特性把握および吸気フィルタの閉塞への影響把握

私がご紹介いたします

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降灰環境吸気試験装置

降灰環境吸気試験装置は吸気口から吸引される粒子の特性を検討するために、チャンバ内に粒子を自由沈降させ、沈降した粒子を吸気口から吸引させる装置です。火山灰などの粒子は一定速度で供給することができ、粒子の供給位置から吸気口までの水平距離や吸気風速、粒子の大きさや密度を変えて試験し、粒子が吸い込まれる条件を比較することができます。

粉塵除去性能評価試験装置

粉塵除去性能評価試験装置は、火山灰が付着した吸気フィルタの性能を評価するために、火山灰などの粒子が混じった気流を吸気フィルタに供給し、差圧を測定する装置です。粉塵の供給量および吸気フィルタの差圧は随時計測できるようになっており、吸気フィルタの差圧上昇と粉塵保持容量の関係を把握することが可能です。

研究設備を動かす研究者たち

尾関 高行

尾関 高行

主任研究員

西田 啓之

西田 啓之

シニアスペシャリスト

設置地区
赤城試験センター
担当部署
EX研究本部 プラントシステム研究部門
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