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遠心力載荷岩盤模型実験装置

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遠心力載荷岩盤模型実験装置は、実験試料(模型)に遠心力を与えることで、小さな模型上で実物と同じ応力等の状態を作り出して、「相似則」により、実物の物理挙動を評価する装置です。装置は、総質量80t、最大有効回転半径3.2 m、最大6カ月間継続して100 Gまでの遠心力を与えることができます。実験試料を搭載する架台(プラットホーム)には最大150G・t(100G時に最大1.5 t)積載できます。また、架台には小型の振動台を搭載することができ、50Gの遠心力場で最大±35G(実物換算で700Gal相当)の正弦波・地震波の加振ができます。当所では主に①高レベル放射性廃棄物地層処分施設の長期挙動の影響評価、②基礎地盤および斜面等の地震時安定性評価、の目的で研究を行っています。
①では、実物では評価が困難な数百年単位の長期にわたる地層処分場の挙動について、遠心加速度場の相似則における時間の加速効果に着目し、施設の小型模型を用いた実験を行います。これにより、室内試験で施設周辺の数十年から数百年相当の長期挙動を把握し、影響評価や数値解析の妥当性確認に役立てています。
また②では、基礎地盤や斜面等の小型模型を土槽に設置し、遠心加速度場に置いた上で地震動を与える実験を行います。これにより、基礎地盤や斜面の破壊箇所や変形量に関して、実物に相当する現象を再現し、挙動を把握するとともに、数値解析手法の開発と妥当性確認を進めています。

 

分野
  • 原子力発電分野
研究目的
高レベル放射性廃棄物地層処分施設周辺における長期挙動の影響評価 基礎地盤および斜面等の地震時安定性評価

研究設備を動かす研究者たち

石丸 真

上席研究員

西本 壮志

上席研究員

設置地区
我孫子地区
担当部署
SS研究本部 地質・地下環境研究部門
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