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火力給水処理試験設備

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火力発電所の給水系からボイラにかけては、腐食とそれに伴う鉄の溶出、溶出した鉄がスケールとなって伝熱を阻害するなどの不具合が生じることがあります。このような事象を抑制するには、アンモニア等によるpHの調整、脱酸素剤による酸素の除去あるいは微量な濃度の酸素の添加などが有効ですが、水質の調整値と前出の事象の発生度合いの関係は必ずしも定量的には把握されておりません。 本設備は、給水系を想定した150℃および250℃の試験部、ボイラを想定した試験部を直列に接続し高温水を循環させる構造となっています。 設備は最終段温度360℃の亜臨界設備、390℃の超臨界設備の独立した2系統で構成されます。各試験部には管状試験体あるいは平板試験片を設置することで、スケールの生成挙動や腐食減量を調べるほか、試験部下流側の水を計器あるいはサンプリングによる分析することで、温度上昇を伴う水の流れに沿った水質の変化を調べることができます。これらの数値データを参照することで、実機の給水処理を最適化することを目標とします。

分野
  • 火力発電分野
研究目的
火力発電所の給水処理における腐食損傷の原因究明と最適化

研究設備を動かす研究者たち

河村 浩孝

河村 浩孝

研究部門長

設置地区
横須賀地区
担当部署
EX研究本部 エネルギー化学研究部門
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