ごあいさつ
研究本部長
芦澤 正美
今世紀の半ばに、温室効果ガス排出のネット・ゼロ実現を目指すなど、電気事業をはじめとするエネルギー業界は、歴史的な変革期にあります。エネルギートランスフォーメーション研究本部は、学問に立脚した専門力と新たな価値を生む創造力で、エネルギーシステムを革新し、社会実装を通じて質の高い生活様式が持続される「持続可能なエネルギー・エコシステム社会(SEEDS※)」の実現に貢献することを目指しています。
エネルギートランスフォーメーション(EX)実現のための鍵となるのは、①地政学的リスクの回避、自給率向上など、エネルギーセキュリティを確保する「ベストミックスの構築と維持」、②原子力発電の維持と発展、高度な物質循環を具備した火力のゼロエミッション化、再生可能エネルギーの普及等による「電源の脱炭素化」、③柔軟性とレジリエンスの向上を実現する、水素や合成ガス製造・輸送・貯蔵も組み込んだ「新たなエネルギーネットワークの形成」、の3つと考えています。
将来像であるSEEDS実現に向け、プラントシステム、材料科学、エネルギー化学の3つの研究部門が一体となり、日々冒険しています。冒険には仲間が必要です。あなたも是非仲間に加わってください。
※SEEDS:Sustainable, Energy, Ecology, De-carbon, Society
ミッション
組織構成
関連webサイト
■旧研究部署のWebサイトは下記よりご覧いただけます。
(2021年6月30日までの情報となり、それ以降は情報の更新をしておりません)