にしお けんいちろう
Kenichiro Nishio
東日本大震災後の省エネの実態把握を4ヵ年にわたり調査・研究した経験から、人の意識や行動が省エネに重要であることを再認識し、無意識の選択・行動の部分に着目。現在ナッジ (肘でつつくようにさりげなく促す) を使った省エネ行動促進の実証などを手掛ける。技術を提案するだけでなく、評価と一対になって見通すことを大事にしている。
猫の話になるとシャープな顔つきが一気に崩れるほどの猫好き。研究者らしく、猫とエネルギー消費の関係についてかなり真面目に分析し、いつかこのテーマについて論文を出すことが夢だと語る。愛猫との過ごし方は? 勿論もふもふすること、だそうだ。
2000年 東京大学 工学部 電気工学科卒
2002年 東京大学大学院 工学系研究科 電気工学専攻 修士課程修了
2002年 電力中央研究所 入所
2006年9月~2007年5月 米国・ローレンスバークレイ国立研究所に客員研究員として派遣
2008年10月~2014年3月 東京大学 生産技術研究所 協力研究員
2014年4月~2015年3月 東京大学 工学系研究科 協力研究員
2016年7月~ 経済産業省「エネルギー小売事業者の省エネガイドライン検討会」委員
2017年8月~2018年2月 東京都「行動科学を活用した家庭部門における省エネルギー対策検討会」委員
2020年12月~ 神奈川県「かながわスマートエネルギー計画検討会」委員
2021年12月~ 経済産業省「2050年カーボンニュートラルを見据えた次世代エネルギー需給構造検討小委員会」委員(クリーンエネルギー戦略検討合同会合)