1. オクラホマ州ノーマン
オクラホマ州と言われても、どこにあるのかピンとこない方も多いと思いますので、オクラホマ州の紹介からさせていただきます。オクラホマ州はアメリカ中南部の州で、北米大陸48州の地理的重心近くに位置します(図1)。日本の半分程度の面積に約400万人が住むゆったりとした州です。約400万人のうちアジア人は2%未満であり、日本人にはほぼ出会いません(1年間で知り合えたのは2人だけです)。グレートプレーンズの端に位置し、山は無く平坦で、小さな都市部以外は草原が広がっています。オクラホマ大学のあるノーマン市(人口約11万人、図1)は、大学や研究所を中心とした学術都市であり、筑波あたりがイメージとしては近いかと思います(図2,3)。自然に恵まれた環境で、近隣に州立公園をはじめ大きな公園がいくつもあったので、週末は家族でよく公園に行き、自然と戯れました。日本人は非常に少ない地域ですが、車で30分ぐらい移動したオクラホマシティーにはアジアンスーパー、地元でも人気の日本食レストラン(ラーメン、寿司、たこ焼きなど食べられ、しかも日本と変わらないレベルで美味しい)や、Japanese BBQの店があったので、日本食も食べられ、食に関しては特に不自由は感じませんでした。